仲囲巣(ナイス)連の理念

私たちはすずめ踊りを通じて、みなさまに笑顔をお届けしています。
仲囲巣連では笑顔と笑いをとても大切にしています。

そしてそれらはものごとに感謝することのできる素直な気持ちから生まれると考えています。
私たち仲囲巣連では活動理念として

・「和顔愛語」:穏やかな笑顔で接し、優しい言葉をかける
・「利他のこころ」:まず相手の気持ちを考えて相手を喜ばせる(喜ばせごっこ)

の二つの実践を心がけています。

楽しい時間を過ごしたい

私たち仲囲巣連では楽しい時間の過ごし方を考えています。
介護施設慰問や地域とのふれあい行事の参加の際はもとより、私たちは練習の時にも楽しく仲間と喜ばせごっこをしています。私たちのすずめ踊りはボランティア活動です。
せっかく自分の時間を割いてすずめ踊りをするなら、楽しくないといけません。
そもそもすずめ踊りは、石工たちが即興で踊ったものが起源と言われています。
それが楽しそうに見えたからこそ仙台の方々が今に伝えたのだと思います。
もちろんお稽古事ですから、腰の落とし方、扇子の持ち方、回し方、そしてお囃子の楽器など汗を流して真剣に取り組みます。でもそこでも笑顔を大切にして、笑い声が生まれます。
私たち仲囲巣連は、堺を明るく元気にしたいと考えています。
そのためには笑顔を忘れてはいけないと思います。
人に対する優しさを忘れてはいけないと思います。
楽しいから人が集まるのであって、その楽しさは一人一人の相手を喜ばせたいという気持ち、そしてそれは自分も笑顔で、相手には優しい言葉で接することで生まれます。

10年後を意識したチームづくり

四天王寺・愛染祭2023 7/2_21

私たちは仲囲巣連を立ち上げて2024(令和6)年時点で19年経ちました。創設10周年を迎えた時から、10年後の仲囲巣連をイメージしながらチームづくりをしてきました。
まずは次世代メンバーを仲間に加えて組織を活性化することから始めました。
続いては仲囲巣連の理念を体で覚えて実践することと、仲間を信じるリーダーシップを指導することです。
「船頭多くして・・・」は昔の話です。ちょうど野球に代表されるリーダーシップからラグビーに代表されるフォロワーシップへと人を引っ張っていく指導方法が変わってきたのです。
昨今のビジネス界でもフォロワーシップは重要なキーワードです。部下(フォロワー)が自主的な判断で上司を支え、組織としての判断・対応速度を加速して組織としての最大限の効果を上げることです。仲囲巣連でもこのフォロワーシップを導入しています。
代表者の川辺さんが強権を発動して指示を出すのではなく、複数の次世代リーダーに任せてチーム全員でどうすれば上手くいくのかを考え議論しながら結果を出していきます。
その際、連長の川辺さんや従来チームを引っ張ってきた執行部の面々は出てきた結果に対してはすべて受け入れて、批判的な指導はしません。
しかしそのプロセスに対しては適宜アドバイスをして修正を指導します。弓道の言葉で言えば「正射必中」です。常に10年後を見据えながら、新しい時代の仲囲巣連を引っ張っていくリーダーを育成しているのです。